ホームページ「ダウニング街だより」は、このページ「歴史好きな初老の話」と「ハリファクス侯爵の歴史夜話」「ニュースを斬る」から構成されています。「ハリファクスの歴史夜話」では、時事問題について、筆者の見解や思いを述べます。時として歴史を振り返りながら書き込みます。あくまで筆者の見解です。このホームページの制作に協力してくださった方々は必ずしも筆者の信条や見解と同じではありません。
ブログ「ニュースを斬る」は国内、海外のニュースをピックアップして掲載します。 「リンク」には、内外の保守派、リベラル派のメディアサイトを掲載しました。読者が各紙を読んで、自らのオピニオンを形成する一助になればと思います。日本の新聞は「朝日新聞」と「産経新聞」を選びました。外国人訪問者のために、「Kyodo News 」と「The Japan Times」を載せました。海外メディアについては、「BBC」(英国)、「ストレート・タイムズ」(シンガポール)ーいずれも英語ー、及び「まにら新聞」、「人民日報」(中国)」、「朝鮮日報(韓国)」、「英仏独ニュースダイジェスト」-いずれも日本語ーを掲載しました。日本のメディアでフォーローしない記事が掲載されています。
「ラビットネット」は編集者のホームページを制作してくださった会社です。宣伝だと自覚して掲載しました。いろいろとホームページ制作会社を調べた中で、良心的な値段で制作していただきました。本業は環境事業などを手掛ける会社。ホームページ制作もしています。「ラビットネット」のサイト内に「ラビトチ」のリンクサイトがあります。このサイトは編集者の故郷、栃木県内の動きを伝えるサイトです。
このページ「歴史好きな初老の話」では新刊・既刊書籍を紹介します。書籍は人々を啓発し、心を潤します。まさにオアシスです。本は心豊かな人生を歩む道標でもあります。わたしの興味の対象が広くないので、推薦書が偏るかもしれません。お許しください。
フォトギャラリーには私的な写真や昨今の歴史的な写真を載せようと思います。著作権の問題もあります。公有や著作権切れの写真を載せます。自分で撮った写真も貼ります。日記や行事カレンダにはわたしの独り言や日常生活で気づいたことを記します。本などで見かけたり、旅行中にこれはと思ったレストランやホテルを独断と偏見で紹介します。「日本からの手紙」では、JAPAN TIMES などの英字紙の記事を掲載します。また下手な英語で海外にたまに発信したいと思います。外国人の目に留まれば幸いです。
ディスカッション・フォーラムは、ホームページを読んだ読者が感想や批評を書き込む場です。率直で建設的な意見は歓迎です。もちろん批判もかまいません。ただ、冷静さと常識をわきまえてほしいと願っています。またビジター同士の意見の交換の場であってほしいとも思います。外国人の参加も歓迎します。日本語か英語で書いてください。
ダウニング街だよりのフラッシュ「チャーチル首相」の写真は米議会図書館から提供された公有(public domain) です。The picture of Sir Winston Churchill used for FLUSH on the front page of 「Letters from Dawning Sreet」 belongs to the Library of U.S.A. Congress. Its status is Public Domain. Suggested credit: Library of Congress via pingnews. Additional information from source:TITLE: Prim Minister Winston Churchill of Great Britain CALL NUMBER: LC-USW33- 019093-C [P&P] REPRODUCTION NUMBER: LC-USW33-019093-C (b&w film neg.)
スライドは英国の戦い(Battle of Britain)。チャーチルと英国の若者はナチスドイツと独裁者アドルフ・ヒトラーに立ち向かい、英国人の信条、議会制民主主義と自由を護りました。1215年のマグナカルタから725年かけてつくり上げた制度を、”暴君”ヒトラーにひっくり返されてたまるかという信念とともに戦いました。
日本人は太平洋戦争で二度と戦争をしないと誓いました。憲法9条はその証です。憲法の理想を守る不断の努力をしなければなりません。それでも政治・外交は自らの独り相撲ではありません。相手が存在します。憲法を護る不退転の気持ちとともに、歴史の変化にも目を向けましょう。歴史の変化と憲法をどうするか。憲法は米軍のお仕着せだという感情からではなく、観察眼から引き出した冷静な判断。時(歴史)の変化を見据えた目で憲法を修正する必要に迫られることもあるかもしれません。
憲法を今後どうするか。歴史は変化します。時は変化します。時とともに周囲は変化します。約40年前、中国は文化大革命の真っただ中にあっても、世界にほとんど影響力はありませんでした。中国は今日、経済的にも軍事的にも世界に大きな影響力を持っています。時は変化しました。この変化に対応するには、変化した周囲の環境に自らを合わせるか、周囲の環境を不断の努力で、自らの理想に近づける必死の努力をするしかありません。
われわれは平和を希求し続けなければなりませんが、同時に現実主義者で、観察者でなければならないと思います。尖閣列島をめぐって中国に勇ましい言葉を投げかける前に、われわれは冷静な観察者として中国人を考察すべきです。中国の戦略は何か。中国の長期的な目的は何か。中国指導者は一枚岩なのか。軍高官と共産党の政治指導者に政策上の齟齬があるのか。その観察力から日本の長期的な政策が生まれるのです。
平和憲法の精神を護り抜く決意とともに、護り抜く不断の努力が必要です。憲法の理想にだけ固執し、理念の奴隷になってはいけないと思います。たえず冷厳な現実に目を向けなければなりません。
私のホームページは「ダウニング街だより」 My home page is 「www.downing. jp/」